21日のラ・リーガ第21節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアルメリア戦に3-2で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、自身がスタメン選びを間違えたために苦戦を喫したと振り返っている。
ラ・リーガ最下位のアルメリアをベルナベウに迎えたマドリー。アンチェロッティ監督は120分間の激闘となった国王杯のダービー(2-4)直後ということを考慮していないようなスタメンを組んだが、2失点、枠内シュート0本という低調なパフォーマンスで前半を終えることに。同指揮官は前半の内にベンチにいるフィールドプレーヤー全員をアップさせるという前代未聞の行動に出ると、ハーフタイムに3選手を交代する。迎えた後半、マドリーは57分にベリンガム、67分にヴィニシウス、99分にカルバハルがゴールを決めて、劇的逆転勝利で勝ち点3を獲得した。
アンチェロッティ監督は試合後、前半の低調なパフォーマンスの責任が、自身にあることを強調した。
「ハーフタイムの怒りは自分自身に対してだ。全選手がプレーを望み、調子は良いと言う……。その後コーチ陣が見定めなければならないのだが、私たちが良い選択をしなかったのは疑いようのない事実だ。前半は忘れるべきもので、フォローできることは一つもない。私たちにできたのは選手を交代し、エネルギーを注入することだけだった」
「スタメンは疲れていた。私が間違えたんだ。試合開始から30分で、もう交代のことを考えていたよ。選手たちに対しては怒っていない。私が怒るべきは、自分自身に対してだ」
ハーフタイムにホセル、ブラヒム、フラン・ガルシアを投入してシステムを4-3-3から4-2-3-1に変更したが、その狙いはどこにあったのだろうか。
「ホセルとブラヒムを入れてシステムを代えた。とりわけホセル投入でサイド攻撃を増やし、加えてベリンガムをよりペナルティーエリアに近づけるようにした。ヴィニシウスをより中央に寄せ、フラン・ガルシアのオーバーラップのコースもつくったよ。その後に投入したセバージョスとカマヴィンガも良かったし、彼らはスタメンで出場できる力を示したんだ」
この試合ではレアル・マドリーのPKとなったアルメリア側のハンド、アルメリアのゴール取り消し、ゴールが認められたヴィニシウスの肩か腕でのシュートと、VARが介入した三つの判定が騒動となっている。しかしアンチェロッティ監督は、いずれの判定も適切であったとの見解を述べている。
「アルメリアの不満は理解できる。VARで見直された判定だったが、審判は三つの場面についてとても正しい決定を下していたように思う」




