20日のラ・リーガ第14節、イプルーアでのエイバル対レアル・マドリーは3-1でマドリーの勝利に終わった。エイバルのMF乾貴士、FW武藤嘉紀はともに先発出場を果たしている。
直近の3試合に全勝して優勝争いに興じる勢いを見せるマドリーと、残留争いを戦い抜くことが目標となっているエイバルの対戦。マドリーは4-3-3、エイバルは4-4-2と両チームいつものシステムを採用した。
ラ・リーガ1部で一際狭いピッチのイプルーアで、マドリーは現在の勢いのままに攻撃を仕掛け、その技術の高さからゴールを重ねた。まず6分、ロドリゴの精度の高い浮き球のパスに反応したベンゼマが左足のシュートでGKドミトロビッチを破って先制。さらに13分にはベンゼマのマイナスのパスからモドリッチが右足のミドルシュートを突き刺し、リードを広げた。
しかし、イプルーアの勝手を知るエイバルも反撃。乾、武藤ら前線の選手たちの積極的なハイプレスでマドリーを圧迫し、攻守が激しく切り替わる展開を強いると、28分に1点を返す。前線のボール奪取からペナルティーエリア手前のキケ・ガルシアが肩の力が抜けたふわっとしたシュートを打つと、これが枠内に吸い込まれた。
1点差としたエイバルは40分、ブライアン・ヒルの折り返したボールに武藤が合わせるが、咄嗟の反応だったためボールを枠内に飛ばすことができず。マドリーも決定機を逸し続けて、試合は1-2のまま折り返しを迎えた。
後半も攻守が激しく切り替わる状況は変わらず。エイバルは56分に乾が決定機を迎える。ペナルティーエリア内左にドリブルで侵入し、そのまま左足でボールを叩いたが、これは威力なく枠を外れた。また60分には武藤がエリア手前右から右足を振り抜くも、威力が余りあるボールは枠のはるか上へと飛んでいる。片やマドリーも、ベンゼマやロドリゴが決定機を逸し続けた。
エイバルは71分、K・ガルシアのクロスに武藤が頭で合わせたが、これはわずかに枠の外へ。日本人2選手は、決定力という課題をこの大一番で露呈し続けてしまった……。エイバルのメンディリバル監督は72分に交代カードを切り、乾との交代でペドロ・レオンを投入。一方ジダン監督はモドリッチとロドリゴをバルベルデとアセンシオに代えている。
81分には、武藤のヘディングシュートがセルヒオ・ラモスの肘に当たったように見えたが、主審は故意ではないと判断してかPKを取らず。終盤はマドリーがボールを保時してエイバルが速攻を仕掛ける展開となり、92分にベンゼマとの壁パスからDFラインを突破したルーカス・バスケスがシュートを決め切り、マドリーがどっちに転ぶか分からなかった勝負の決着をつけている。
4連勝を果たしたレアル・マドリー(14試合消化)は、首位アトレティコ・マドリー(12試合消化)と勝ち点29で並び2位に位置。3試合勝利から遠ざかるエイバルは勝ち点15で14位に位置している。
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