レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、20日に行われたソシオ(クラブ会員)の年次総会で「サッカーには改革が必要」と発言した。欧州スーパーリーグ創設に向け、自クラブが本腰を入れていくことを宣言したものとみられる。
ペレス会長率いるレアル・マドリー理事会はこの総会で、2020-21シーズンのクラブ予算が昨季より14%減となる6億1700万ユーロになることを報告し、これがソシオの代表者たちによって可決された。当初の見込みでは、9億ユーロ近くを予算に計上できるはずだったが、新型コロナウイルスのパンデミックが影響した格好だ。
そしてこの総会で、ペレス会長は欧州のビッグクラブによって戦われるリーグ戦、欧州スーパーリーグ構想についても言及。明確にその構想名を口にしたわけではなかったが、パンデミックの影響もあり、同リーグの創設がかつてないほどに必要であることを主張している。
「以前のような日々が戻ることは決してない。パンデミックによって、私たちはよりコンペティティブになる必要がある。サッカーが魅力的であり続けるためには革新が、新たな形式を探さなけれならない。レアル・マドリーはFIFA創設に関わった唯一のクラブであり、レキップとともに欧州カップ戦も創設した。現状のモデルには変化が必要であり、COVID-19の衝撃がそのことを証明している。そして新たな動きが必要なとき、レアル・マドリーはそこにいる」
「誰も世界的競争というパノラマにおいての変化を擁護している。現状の日程はあまりに過密であり、選手たちの健康を阻害している。欧州のビッグクラブは、そうした変化を請け負う責任があるんだ。新たな世代の人々は多くのコンテンツを消費しており、私たちは競争とその質を向上しなければならない」
「サッカーの革新は待つべきではない。変えなくてはならないのだ。欧州のビッグクラブは数百万人のファンを抱えており、彼らに背を向けてはならない」
ペレス会長の考える欧州スーパーリーグ構想は不透明ではあるが、この発言からは欧州のビッグクラブ同士が頻繁に対戦するリーグ戦の開催により、過密日程を緩和して収入を増やす意図が読み取れる。欧州のビッグクラブが自国のリーグ戦を捨てて、そのリーグ戦に参加するのかどうかが、気になるところだ。
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