フランス代表MFアドリアン・ラビオが、主審のジャッジについて言及した。
10日、カタール・ワールドカップ準々決勝でイングランドと対戦したフランス。試合はオーレリアン・チュアメニのゴールで先制するも、ハリー・ケインのPKで同点に。しかし、オリヴィエ・ジルーが勝ち越し点を奪い、終盤にはケインが2度目のPKを外してフランスが2-1で勝利した。
2大会連続のベスト4進出となったフランス。ラビオは試合後、取材に応じ、2度目のハリー・ケインのPK失敗が「正義」であり、PKは決して与えられるべきでなかったと指摘した。
82分、テオ・エルナンデスがメイソン・マウントをボックス内で倒し、VARのチェックによってPKの判定に。このPKはケインが枠の上に飛ばしてしまったことで得点には至らず。ラビオはこのPKについて「まず第一に、本当にファウルなのかどうかわからない」と語り、自身の見解を示した。
「あのようなファウルは何百回も見てきた。今夜の場面はボーダーラインにあったと思うよ。もちろん、彼(ケイン)がミスをしたときは嬉しかったし、PKがなかったからこそ。これが正義だった」
「でも、時にはちょっとした運や成功も必要なんだ。今夜はそれがあったし、すべてがうまくいった。このような形で準決勝に進出できたことを本当に誇りに思う」
注目の準決勝、フランスvsモロッコは日本時間15日の4:00にキックオフ予定だ。
