パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が相手サポーターへ激怒したようだ。
PSGは8日、リーグ・アン第30節でニースと対戦。リオネル・メッシの1ゴール1アシストの活躍で3試合ぶりの白星を手にしていた。
この試合が昨季ぶりの古巣凱旋となったガルティエ監督。しかし、試合中にニースのウルトラスは、彼の母親を侮辱する横断幕を掲げていた。
試合終了後、ガルティエ監督はピッチに入りニースの監督時代の教え子であるDFジャン・クレア・トディボに激しい口調で話していた。
「JC!あの横断幕を見たか?もし彼らが君にあんなことをしたらと想像してみろ!」
その後、ニースのファンに近づき、皮肉交じりに拍手をしてからピッチを後にしていた。
ガルティエ監督は試合後の取材に応じ「あの素晴らしい歓迎に感謝しに行ったんだ」と激怒。試合後の記者会見では「なぜ、あんな反応をしたのか?横断幕を)見たか?読んだか?聞いたか?私の母は83歳で、癌から回復しているんだ」と話した。
「私が昨シーズン行った仕事のおかげで、彼らはヨーロッパの舞台での試合を見ることができている」
ガルティエ監督は昨季ニースを指揮し、クープ・ドゥ・フランス決勝とリーグ・アンでの5位入賞に導き、ヨーロッパカンファレンスリーグのプレーオフに出場する資格を得ていた。


