プレミアリーグは12日、2026-27シーズンからシャツ胸スポンサーに賭博系会社の掲載廃止を発表した。
プレミアリーグの各クラブは12日、シャツのメインスポンサーとしてベッティング会社を許可しないことを決定。この禁止措置は段階的に実施され、2025-26シーズン終了まではスポンサーシップが認められることになるという。
この動きは資産運動家たちに歓迎されているが、スポーツ界における他の形態のギャンブルのスポンサーシップに注目が集まることになりそうだ。
プレミアリーグは声明で次のように述べた。
「プレミアリーグの各クラブは、本日、マッチデーシャツの前面からギャンブルのスポンサーシップを撤回することに合意し、ギャンブル広告を減らすために自主的にこのような措置を取る英国初のスポーツリーグとなった」
「今回の発表は、政府が進めている現行のギャンブル法の見直しの一環として、リーグ、クラブ、文化・メディア・スポーツ省が参加した大規模な協議に従ったものだ」
「プレミアリーグはまた、他のスポーツと協力して、責任あるギャンブルのスポンサーシップに関する新しい規範を策定している。クラブがシャツフロントのギャンブルスポンサーから脱却するのを支援するため、労働協約は2025-26シーズン終了後に開始される予定」
スポーツやスポーツ中継におけるギャンブルの広告が、近年話題になっているスポーツ界。英国政府はギャンブル法全般の見直しを進めており、今後数カ月のうちに勧告と法律が制定される予定だと伝えられている。
将来、英国ではギャンブル広告が法律で制限される可能性があるため、プレミアリーグは自主的にこの問題を先取りする積極的な一歩を踏み出した形となった。
2022-23シーズン時点で、賭博会社をシャツの胸スポンサーとするプレミアリーグは、8クラブ存在している。
・ボーンマス
・ブレントフォード
・エヴァートン
・フラム
・リーズ・ユナイテッド
・ニューカッスル・ユナイテッド
・サウサンプトン