名古屋グランパスは28日、活動停止中のFWヤクブ・シュヴィルツォクについての発表を行った。
発表内容は、昨シーズンのAFCチャンピオンズリーグ準々決勝・浦項スティーラーズ戦後に実施されたドーピング検査の処分内容について。
同試合後のドーピング検査にて、シュヴィルツォクから採取された検体(A検体)から禁止されている物質が検出され、また同時に採取された別の検体(B検体)においても禁止されている物質が検出されていた。
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アジアサッカー連盟(AFC)は規律・倫理委員会による最終決定が下されるまで、全てのサッカー関連活動(全ての国内外や親善試合、公式行事など)への参加を暫定的に停止する処分を下していた。
そして、AFCはシュヴィルツォクに対する正式な処分を決定。すべてのサッカー関連活動(国内および国際試合、親善試合、公式戦を含む)に関し、4年間の活動禁止処分を下したとのことだ。
当該活動禁止期間は、同選手に対し、暫定処分が決定された2021年12月9日から起算される。
なお、シュヴィルツォクとクラブとの契約については、弁護士を通じて選手と協議中である模様。
シュヴィルツォクは、21年7月にピアスト・グリヴィツェ(ポーランド)から完全移籍で加入。リーグ戦14試合に出場して7得点、ACLでは2試合3得点を記録していた。