パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシが、『フランス・フットボール』とのインタビューで今夏のバルセロナ退団を今一度振り返った。
極度の財政難に陥っているバルセロナと今夏限りで切れた契約を再び結ぶことがかなわず、全キャリアを過ごしてきた同クラブを去ることになったメッシ。先日、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はスペイン『RAC1』に対して「メッシがバルサを去る前にPSGからオファーを受けていたようだ。私は風向きが変わること、彼が無料でもプレーすることを期待していたんだがね」と発言していたが、メッシはその発言の前に応じていた『フランス・フットボール』とのインタビューで、バルセロナでキャリアを終える考えだったことを断言していた。
「バルセロナを去ることはあまりに辛いことだった。この数年間、あらゆることが起こった後だったから。僕、そして家族は決断していたんだ。バルセロナで自分のキャリアを終えることを、ね。本当に厳しいことだったが、家族全員でこの試練を乗り越えることができた」
「受け入れるのはとてもきつかった。家から去ること、家族がこれまで過ごしてきた日々を変えることを考えるのは……。子供たちは学校を変えて僕たちについてこなくてはいけなかった。キャリアでこんなことが起こったの初めてだったんだ。色々な考えが僕の頭によぎったけれど、立ち去る以外にできることはなかった。受け入れるしかなかったんだよ」
メッシはバルセロナから再契約の道がなくなったことを伝えられるまで、他クラブと一切交渉をしていなかったという。
「誠実に言って、バルサで続けられないなんて思っていなかった。監督から追加のバケーションをもらった後、シーズンの準備を始めるべくバルセロナに戻った。僕の考えは契約を結び、すぐさま練習に取り組むことにあったんだ。すべてはすでに解決していて、あとは自分がサインを交わすだと考えていたよ。でも実際バルセロナについたとき、もう可能性がないと伝えられることになった。バルサは僕との契約を延長する方法がないから、僕はここに残れず、ほかのクラブを探すしかないんだって」
「バルサは僕がクラブで続けないという声明を出して、僕はそこからどうやって立ち直っていけばいいのかを自分に問いかけることになった。自分のキャリアを続けるために、新たなクラブを見つけなくてはならなかったんだ」
こうしてバルセロナを退団したメッシが加入先として選んだのは、PSGだった。
「自分の未来を考えなくてはいけなかった。複数のクラブから連絡を受けたのは幸運のことで、その内の一つがPSGだった。彼らには感謝をしている。PSGは初めから僕を手厚くもてなしてくれた。本当に僕のことを求めていると示してくれたんだよ。今、ここにいられて、とても幸せだ」
「彼らとは、すぐに合意に至ったことを認めなくちゃいけない。様々な事情があって難しいオペレーションだったけど、でも僕はクラブのプロジェクト、野心、擁する選手たちに惹かれた。そうしたすべての要素が、すぐさま合意を導くことになったわけだ」
メッシはその一方で、元バルセロナのネイマール、同胞のディ・マリア&パレデスと気心の知れた仲間たちの存在について「ロッカールームに友人たちがいれば、すべてはより簡単に運ぶと自分に言い聞かせられる」とコメント。加えてムバッペについては「一緒にうまくやっていける。彼はスペイン語を完璧に話せるしね。理解し合えると確信しているよ」と述べた。




