Manchester-City(C)Getty Images

快勝も後味悪く…マン・C、ファンがリヴァプールのチームバスへレンガ投げ付けで警察が捜査開始。"ヒルズボロの悲劇"揶揄チャントも判明でクラブは失望の声明

リヴァプールがあわや大事故につながる被害に巻き込まれたようだ。

プレミアリーグ第29節が1日に行われ、リヴァプールは敵地でマンチェスター・シティと対戦。17分にモハメド・サラーのゴールで先制し、27分に同点に追いつかれて後半へ。すると、74分までに3点を奪われ、1-4で完敗することとなった。

この試合後、リヴァプールのチームバスにはレンガと思われる物体が投げつけられ、窓ガラスにヒビが入ったとのこと。グレーター・マンチェスター警察(GMP)は、この事件の調査を開始したという。

また、マンチェスター・Cはこの事件に関して公式声明を発表。

「試合後のリヴァプールのバスが帰路につく際に、住宅街でバスに物が投げつけられたと確認しました」

「全く容認できないものであり、我々は責任を負うべき個人の行動を強く非難し、グレーター・マンチェスター警察の捜査を、全面的にサポートします」

「さらに、試合中のホームファンから不適切なチャントを聞いたことに、クラブは失望しています。これらのチャントが不快感を与えたことを遺憾に思うとともに、サポーターグループや両クラブの関係者と協力し、この試合から憎悪に満ちたチャントを根絶するために引き続き取り組んでいきます」

GMPはこの事件に関して、次のような声明を発表した。

「本日のプレミアリーグ、マンチェスター・シティ対リヴァプールの試合後、GMPはリヴァプールFCに対する犯罪被害の報告を受けました」

「負傷者の報告はなく、リヴァプールの選手とコーチは帰りを続けることができました」

「現在、グレーターマンチェスター警察により、犯人の特定と所在を確認するための捜査が開始されています」

マンチェスター・Cの声明にある「不適切なチャント」は、試合後にリヴァプールファンに対して歌われた"Always the victim, it's never your fault."(常に被害者、決して自分が悪いわけではないのに)という、1989年のリヴァプール対ノッティンガム・フォレスト戦で97人が亡くなった「ヒルズボロの悲劇」を揶揄するものだと報じられている。

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