26日のラ・リーガ第7節、マジョルカは本拠地ソン・モッシュでのオサスナ戦を2-3で落とした。
MF久保建英がひざの負傷によって戦線離脱したマジョルカ。この日本人選手がスタンドで、松葉杖をつきながら見守るチームは、9分にオサスナの先制点を許してしまう。25メートルの距離からホセ・アンヘルにミドルシュートを決められた。
だがマジョルカは11分にサルバ・セビージャのCKからダニ・ロドリゲスがヘディングシュートを決め切り同点に追いつくと、その後オサスナの攻撃を凌いで40分過ぎにイ・ガンインらを中心に猛攻を披露。そして前半アディショナルタイム4分、フェル・ニーニョがルーズボールを押し込んでスコアをひっくり返した。
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リードを得て試合を折り返したマジョルカだったが58分、イニゴ・ペレスに直接フリーキックを決められてスコアをタイにされる。ルイス・ガルシア監督は57分にイ・ガンインを下げてラゴ・ジュニオールを投入。また62分には今日のマジョルカで最も存在感があった一人、フェル・ニーニョがひざを痛めたためにプレー続行不可能に……。ビジャレアルからのレンタルで在籍するストライカーはスタッフの肩を借りながらピッチから去り、代わりにアブドンがピッチに入っている。
さらなる負傷者が出てしまったマジョルカは88分、ペナルティーエリア内での混戦からハビ・マルティネスにゴールを決められてオサスナに逆転される。それでも93分にはPKを獲得して同点のチャンスを得た……かに思えたが、VARが介入した結果、直前のプレーでのオフサイドが取られてノーPK判定に。結局マジョルカは、1点ビハインドのまま試合終了を迎えている。
マジョルカはここ4試合1分け3敗と調子を落とし、勝ち点8で暫定12位につけている。