2020-07-13-kubo(C)Getty Images

マジョルカ、セビージャに敗れて残留が危うく…12試合連続で先発の久保建英は存在感を失う

12日のラ・リーガ第36節、マジョルカは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦を0-2で落とした。

ヨーロッパリーグ出場権を確保して、現在はチャンピオンズリーグ出場を目指すセビージャの本拠地に乗り込んだマジョルカ。久保は12試合連続の先発出場を果たし、セビージャ同様のシステムである4-3-3の右ウィングに据えられている。

試合は、互いに消耗が感じられ、ところどころで雑さが見える試合に。その中で主導権を握ったのは地力で勝るセビージャで、一方でマジョルカの久保にはほとんどボールが回ってこず、パスを受けても疲労の影響で前節同様かそれ以上にプレーの精彩を欠いていた。

先制点を決めたのは、セビージャ。39分にペナルティーエリア内でポソのハンドによってPKを獲得し、キッカーのオカンポスがこれをきっちりと決め切った。マジョルカはビハインドを負っても依然低調で、ほとんど存在感がない久保はアディショナルタイム5分にペナルティーエリア内右で頭でボールを折り返したが、これはGKボノにキャッチされている。

後半、マジョルカは51分にこの試合初の決定機を迎える。久保も少し絡んだ左サイドの展開からクチョがヘディングシュートを放ったが、これはボノのファインセーブに遭った。その後には前半と同じくセビージャのゲーム支配が始まり、久保も守備に追われ続ける。

マジョルカは選手交代とともに少しずつ攻勢を見せるようになるが、それでも同点弾を獲得するまでには至らない。そして84分、GKのロングキックからエン=ネシリにシュートを決められて、セビージャにリードを広げられた。

マジョルカのビセンテ・モレノ監督は86分、チャバリアとの交代で、最近の輝かしい存在感をついに発揮できなかった久保をピッチから下げる。結局マジョルカは、一矢を報いることもできぬまま試合終了のホイッスルを迎えて、残留争いで厳しい状況に立たされた。

連勝ならなかったマジョルカは勝ち点を32から伸ばせず、同日に勝利したハビエル・アギーレ監督率いるレガネスに勝ち点で並ばれ、当該対決の成績(1分け1敗)によって19位に順位を落とした。残留圏16位セルタとの勝ち点差は4、翌日にヘタフェ戦に臨む17位アラベスとの差は、暫定で3となっている。またこの結果、MF乾貴士所属のエイバル(勝ち点39)の残留が確定。その一方で4位セビージャは、5位ビジャレアルとの勝ち点差を暫定で9まで広げた。

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