チェルシーとインテルが、ベルギー代表FWロメル・ルカクについての取引成立が近づいていると報じられた。
2021年夏に当時のクラブ史上最高額でインテルからチェルシーに移籍したルカク。しかし、期待に応えることができず翌年には期限付き移籍でインテルに帰還し、今シーズンのチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。ルカクのローン期間はシーズン終了後に満了を迎え、このままチェルシーに帰還する予定だ。
ルカクは、来シーズンもインテルに残留することを望んでおり、その過程でサウジアラビアへの1シーズンあたり年俸4500万ユーロ(約71億円)の移籍を拒否したことを明らかに。『90Min』によれば、ルカクはインテルに完全移籍することで、クラブとの合意は近づいているという。
しかし、インテルの不安定な財政状況は、事態を厄介なものにしているようだ。マルセロ・ブロゾヴィッチとアンドレ・オナナを売却すれば、ルカクとの契約がまとまるかもしれないと指摘されている。
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