Jリーグは18日、2022 Jリーグ YBC ルヴァンカップのニューヒーロー賞受賞選手を発表した。
本賞は、各試合において最も活躍が顕著であった21歳以下(2022年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に、グループステージから準決勝を取材した報道関係者による投票をもとに決定される。
9月20日に発表された準々決勝終了時点の途中経過では、中島大嘉(北海道コンサドーレ札幌)や升掛友護(柏レイソル)、鈴木唯人(清水エスパルス)らが上位に選出されていた。
そして選考対象となる準決勝に残り、途中経過でも上位に選ばれていたセレッソ大阪の西尾隆矢と北野颯太。ニューヒーロー賞は北野が受け取ることになったようだ。同クラブからは現グラスホッパー所属のDF瀬古歩夢(20年に受賞)以来2人目となる。
C大阪下部組織出身の北野は今年2月にプロ契約。ルヴァン杯9試合に出場、17歳6カ月17日で大会史上4番目の若さとなるゴールを決めるなど、1次リーグで3得点を決める活躍を見せていた。同選手には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈される。
北野は受賞にあたり「ニューヒーロー賞に選出していただき、とても嬉しいです。この賞に対して感謝と誇りを持って、賞に恥じないプレーを今後も続けていければと思います。ニューヒーロー賞はもちろんですが、チームとしてタイトル獲得が一番の目標なので、そこに向けて全力で頑張っていきます」とコメントしている。
JリーグYBCルヴァンカップの準決勝は25日に終了し、決勝戦の対戦カードがセレッソ大阪vsサンフレッチェ広島に決定。
一発勝負のタイトルマッチは、10月22日(土)に国立競技場で13:05にキックオフを迎える。C大阪にとっては2017年以来5年ぶり2度目、広島にとっては初優勝がかかる一戦だ。
