レスター・シティは1日、ブレンダン・ロジャーズ監督と双方合意での契約解除を発表した。
ロジャーズ監督は2019年冬にレスターの監督に就任すると、同年にはチャンピオンズリーグ出場に最終節まで迫るなど手腕を発揮。2021年にはクラブ史上初のFAカップ初優勝にも導いていた。
しかし、今シーズンは28試合で7勝4分17敗で、19位と降格圏。31日に行われた、残留争いを共にするクリスタル・パレス戦で1-2と敗戦していた。
また、アシスタントマネージャーのクリス・デイビスコーチ、フィットネスコーチのグレン・ドリスコルコーチも共にクラブを去ることが発表されている。
また、後任については現時点ではトップチームコーチを務めるアダム・サドラー氏とマイク・ストウェル氏が指揮を執ることになるという。
レスター・のアイヤワット・スリヴァッダナプラバ会長は、ロジャーズ監督へ感謝の言葉を述べた。
「ブレンダンの指導の下、我々は最高のフットボールの瞬間を経験し、ピッチ上高みへと導いてくれたブレンダンと彼のスタッフに常に感謝している」
「ピッチの外では、ブレンダンはクラブの文化を受け入れ、特にシーグレーブへの移行期には優れた育成環境の育成に貢献し、コロナウイルスのパンデミックという前例のない難局では強いリーダーシップを発揮した。レスター・シティーの歴史における彼の地位は確かなものだ」
「しかし、今シーズンのパフォーマンスと結果は、我々が共有する期待を下回っていた。特にブレンダン監督のもとでの実績から、継続と安定が軌道修正への鍵になると考えていた。しかし、残念なことに、期待通りの改善は見られず、残り10試合となった今、プレミアリーグの地位を守るために、取締役会は代替措置を取らざるを得なくなった」
「残り10試合、我々に課せられた課題は明確。ファン、選手、スタッフが一丸となって、プレミアリーグのクラブとしての地位を確保するために、冷静さ、クオリティ、そして闘争心を示す必要がある」


