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バルセロナ、ピケ重傷でエリック・ガルシアを1月の最優先獲得候補に…財政難で選手売却が前提

バルセロナは、DFジェラール・ピケの離脱によって今冬の移籍市場のターゲットを変更することとなった。『Goal』の取材で明らかとなっている。

今季ラ・リーガ8試合消化時点で勝ち点11、12位と低迷するバルセロナ。さらに負傷者も相次いでおり、アンス・ファティら主力選手が長期離脱に。さらに敗れた第10節アトレティコ・マドリー戦(0-1)では、ピケが右ひざの内側側副じん帯と前十字じん帯の部分損傷という重傷を負い、数カ月の離脱を強いられることが予想されている。

そしてこの負傷により、バルセロナは1月のマーケットでの優先順位を変更した。『Goal』の取材で、これまではリヨンFWメンフィス・デパイを最優先ターゲットにしていたが、マンチェスター・シティDFエリック・ガルシアを最優先候補に変更したことが明らかとなっている。

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下部組織出身であるE・ガルシアに対して、バルセロナはこれまで何度も接触している。本人も復帰を望んでおり、クラブとの契約延長を拒否。しかし、金銭面でマンチェスター・Cを納得させられておらず、獲得実現には至っていない。そして、引き続き金銭面が最大の障壁となっている。

コロナ禍において深刻な財政難に陥るバルセロナは、負債総額が7億ポンド(約952億円)以上とも伝えられている。今季終了後にフリーとなるE・ガルシアは来夏にフリーで契約することも可能だが、ピケの負傷で1月の獲得にシフト。しかし、同期間では移籍金が発生するため、獲得の前に選手売却を成功させなければならないようだ。なお、今夏のマーケットでは1800万ユーロ(約22億円)のオファーが断られている。

現在バルセロナでは、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長率いる理事会が解散したため、運営代行者に頼る状況。そうした状況も相まって、1月の補強は困難を強いられそうだ。

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