明治安田生命J1リーグは19日に第6節が行われ、柏レイソルと浦和レッズが対戦した。
これまで開幕5試合で2分3敗と勝利が無い柏。一方、浦和は開幕2戦で連敗を喫したものの、その後3連勝と復調。対照的な状況に置かれている両者が相見えた。
試合は前半終了間際の45分、浦和は関根が突破からエリア左に侵入。折り返しを興梠が巧みなトラップで相手のタイミングを外して左足を振り抜く。このシュートが決まり、アウェイの浦和が先制。興梠は、このゴールがJ1で最長タイとなる17シーズン連続のゴールとなった。
後半に入り、75分に浦和が追加点。スルーパスに反応した相手DFのタッチが、シャルクの下へ。シャルクが冷静に決めてリードを広げた。82分にはシャルクのエリア左からのクロスを、秋本がジャンピングボレー。スーパーゴールが決まって3-0に。
浦和がリーグ戦4連勝を飾り、柏は4連敗となった。
試合後、記者会見に応じた柏のネルシーニョ監督。今節の敗戦を嘆きつつ、昨夏からは16試合勝ちが無い苦しい現状については以下のように危機感を募らせている。
「解決策を見出していくことについては、良いときも悪いときもずっとやってきています。ここまで1勝も出来ていない状況で、何かを変えないといけない。点こそ入りませんでしたが、攻撃陣はチャンスを作れてはいます」
「選手たちにはチームとしての仲間意識を持って、やっていることを信じて継続していくこと、信念を持って続けていくことを伝えました」
「大事なのは上手くいかなかった現象に対して検証をすることです。トライアンドエラーを繰り返していかないといけません」
