フランス代表FWカリム・ベンゼマが、 カタール・ワールドカップ(W杯)欠場について反応したようだ。
フランスサッカー連盟は19日、FWカリム・ベンゼマがカタール・ワールドカップを欠場することを発表。
昨季はレアル・マドリーで圧倒的なパフォーマンスを見せ、2022年のバロンドールにも輝いたベンゼマ。カタール・ワールドカップに出場するフランス代表メンバーにも選出され、前回王者の中心として活躍することが期待されていた。
しかし19日、フランス代表のトレーニングを途中で切り上げたことが複数メディアで報じられていた。そしてフランスサッカー連盟は、MRI検査の結果、左大腿直筋の損傷を確認し、回復に3週間かかることを発表。カタール・ワールドカップの欠場を伝えている。
今回の欠場にあたり、ベンゼマが自身の『Twitter』を更新。以下のようにコメントした。
「僕はこれまで、決して諦めることをしなかった。けど、今夜はいつも通りチームのことを考えなければならない。だから、僕らのグループが良いワールドカップになるように助けてくれる人へ、僕のポジションを譲ろうと思う。みんな、沢山の応援メッセージをありがとう!」
フランス代表はこれまで、MFポール・ポグバとエンゴロ・カンテが負傷で招集外に。さらにメンバー発表後にはDFプレスネル・キンペンベとFWクリストファー・エンクンクが負傷で離脱していた。
ディディエ・デシャン監督は、ベンゼマの代役を招集しないことを明言。25人のメンバーで大会に臨むことを明らかにした。
フランスは11月22日、W杯初戦でオーストラリア代表と対戦する。
