日本代表FW細谷真大がタイ代表戦を振り返っている。
1日に「TOYO TIRES CUP 2024」でタイ代表と対戦した日本代表。0-0で迎えた50分に田中碧のゴールで先制すると、攻撃陣が爆発。中村敬斗の追加点を皮切りに相手OG、川村拓夢の代表デビュー弾に南野拓実がダメ押し弾を決めて、国立競技場での元日決戦を5-0で快勝した。
この日、先発出場を飾った細谷。ワントップとして積極的な裏抜けで自らシュートを狙うだけでなく、ポストプレーでは負け知らずの強さを見せる。日本の3点目ではコーナーキックにニアで合わせてOGを誘発。ストライカーとして結果を残している。
試合後にミックスゾーンでインタビューに応じた細谷は「代表で90分間出るというのは初めてだったので、そこに対しての嬉しさもありますし、チームが勝てたところが1番大きいです」と自身A代表初のフル出場に喜びをあらわに。6万1916人が来場した元日の試合には「ワクワクもありましたし、満員のスタジアムでやれることもすごく新鮮。楽しい時間でした」と話している。
3点目はコーナーキックからの展開。「前半にセットプレーが多くて、そこで点を決められなかったところは、自分たちもすごく悔しさは残っていた」中で「ハーフタイムにニアのところにしっかり突っ込もうという話になった」という。
「その中でうまく合わせられたのかなと思います。逸らして誰かが触ればいいなと思ってましたけど、ゴールに繋がってよかったです」
自身のパフォーマンスについては「スペースの少ない中でなんとか工夫してボールを受けようと思っていましたけど、もう少しチャンスを作れた」と課題も口に。それでも「ポストプレーのところと(裏に)抜けた後のパスの選択も今日うまくいったと思っています」と手応えも語っている。
12日はアジアカップが開幕する。「レベルが上がってきた時に自分がどう合わせられかというのは今後の楽しみでもあります。引き続き選ばれたいと思っています」と、今後の代表活動に向けての意欲を見せている。

