Yukinari-Sugawara(C)Getty Images

右SBとして圧巻の存在感…菅原由勢が明かした成長の理由は?「日本代表は前線がスペシャル。どう生かしながら自分が関わっていけるか考えながら…」

日本代表は20日のキリンチャレンジカップ2023でペルー代表と対戦し、4-1で勝利した。試合後、日本代表の菅原由勢が試合を振り返った。

エルサルバドル戦から先発6選手を変更した日本は21分、伊藤洋輝がミドルシュートで日本代表初ゴールを記録。37分にはボックス左に侵入した三笘のシュートが決まって追加点を挙げる。後半、63分に三笘のアシストから伊東純也が3点目を挙げると、75分には前田大然がGKとの一対一を冷静に制して4点目。その後に1点を返されるも4-1で勝利し、2試合連続の快勝を飾った。

6月の2試合では連続での先発出場を果たした菅原。守備はもちろん、インナーラップでの攻撃参加や決定的なパスやシュートも。伊東のサイドを空ける立ち位置など、見事な柔軟性を披露「特に代表は前の選手がスペシャルなので。それをどう生かしながら自分が関わっていけるのかなと考えながらプレーしてしています」と自身の考えを明かした。

「前に入れるチャンスがあるんだったら、前につけるべき。(三笘)薫君だったり、(伊東)純也くんだったり、(古橋)亨梧くんだったりが、やっぱりボールを個人戦で持つと相手の脅威になる。いかにそういった選手たちにボールを持たせる回数を増やせるかっていうのは、このチームが今日みたいに強い相手、ヨーロッパのチームとやる上でも大切になってくると思います。今日は意識していた中で前につけられたのかなと思います」

試合を重ねるごとに高まっている存在感、柔軟な対応が出来るようになった、考えられるようになった要因と要素については「やっぱり、いろんなサッカーを知ることだと思います」と明かし、以下のように語っている。

「90分を通してボールを持つ時間、持たない時間、カウンターが多い時間、イージーミスが続く時間…色々あります。そういった時々にどういうサッカー、どういう考え方で、どういうマインドを持ってチームとしてプレーしていくか。それぞれ考え方は違うとは思うので、そこはしっかりいろんな試合を経験しないとわからないとは思います」

「こう見えて馬鹿じゃないんでね(笑)自分のキャラもそうだし、ピッチ外のところでは、自分がどういうキャラというのも、みんなが分かってくれる、分かろうとしてくれているのもあります。このチームに、ピッチ外でもプラスになれるような存在になれたらなと常々思います」

最後に菅原は最近の日本代表での活動を振り返り「いろんな相手とやることによって、自分たちの戦い方を探れるし、プランも持てる。こういう特徴的な相手と3月、6月もできたので、僕らにとって大きな糧になると思います。ここから先、代表としていいサッカーができるように、またしっかり振り返っていきたい」と話した。

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