日本サッカー協会(JFA)は28日、日本代表監督発表記者会見を開き、森保一監督の続投を発表した。
カタール・ワールドカップ(W杯)で“死の組”とされたグループEにおいて、ドイツやスペインから大金星を挙げて下馬評を覆す首位突破を果たした日本代表。決勝トーナメント1回戦ではクロアチア代表と対戦するも、1-1で迎えたPK戦の末に敗退。史上初のベスト8をあと一歩のところで逃したものの、戦いぶりは世界的に高く評価されていた。
現在54歳の森保監督は、2018年のロシアW杯後に東京オリンピックと兼任で日本代表の監督に就任。日本代表はこれまで、1998年のフランス大会から本大会の後に監督が退任していたが、今回の森保監督続投決定により、初めて指揮官が継続することに。
第2次森保ジャパンは、来年3月23日に開催されるキリン・チャレンジカップが初陣に。その後、6月にも同大会を戦い、9月には海外遠征を控えている。10月の国際親善試合をはさみ、11月からFIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選を戦うことになる。
W杯で死力を尽くし、多くの国民を感動させた日本代表。森保監督の下、2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会に向けて叶わなかった"新たな景色"へ、新たな1歩を踏み出す。
