0325_Japan_v_Korea_1st_goal_kamata_yoshida_celebration©Tsutomu Takasu

【前半速報】山根視来デビュー弾&鎌田大地の得点で2点をリード!日本代表、韓国をシュート1本に抑えて後半へ

日本代表は25日、国際親善試合で韓国代表と日産スタジアムで対戦している。

公式戦においては、国内組で臨んだ2019年末のEAFF E-1サッカー選手権2019(E-1選手権)にて0-1で敗北したのが直近の対戦となるが、親善試合としては2011年8月11日に札幌ドーム日本が3-0で勝利した一戦以来、約10年ぶりの“日韓戦”となる。

日本のスタメンには、これまで代表の中心を担ってきた選手が多く起用。ディフェンスラインには吉田麻也と冨安健洋のCBコンビのほか、川崎フロンターレで右SBとして躍動して初招集された山根視来が入った。中盤の選手では遠藤航、そして背番号10の南野拓実らがスタメンに選出。FWでは、国際大会で多くの経験を誇る大迫勇也が起用されている。

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一方の韓国を率いるパウロ・ベント監督は、Jリーグ勢としてはガンバ大阪DFキム・ヨングォンを起用。ラ・リーガの名門バレンシアに所属するMFイ・ガンインも先発入りを果たした。

大迫がワントップでトップ下に鎌田大地、左サイドに南野が入る4-2-3-1で試合に入った日本に対し、韓国はより攻撃的な4-3-3の布陣を採用。5分には韓国が右CKを獲得してイ・ガンインが左足でインスウィングのボールを蹴り込んだが、GK権田修一がパンチングで弾き出した。

直後には左サイド高い位置で佐々木翔がボールを奪ったところから日本のショートカウンターがスタート。南野、大迫、佐々木とつなぎ、最後はボックス内の鎌田がシュートを放つ。これは枠を捉えなかったが、この試合のファーストシュートは日本に生まれた。

さらに10分、今度は日本が右CKを獲得。ショートコーナーから伊東純也が左足でクロスを蹴り込むと遠藤が頭で合わせる。このシュートはバーに阻まれて得点にはつながらないが、日本が立て続けにチャンスを作っていく。

その後も日本がボールを支配しつつ遠藤を中心に縦パスを打ち込んで揺さぶりをかけていくが、韓国も無理には奪いにいかず中央を固める。

それでも17分、勢いそのままに日本が韓国ゴールをこじ開けた。最終ラインの手前で浮き球のボールに反応した大迫が右足のヒールでボックス内にパス。抜け出した山根が右足を思い切りよく振り抜き、デビュー戦で初ゴールをマークした。

ここからギアを上げてプレスの開始位置を高める韓国だったが、21分にもカウンターからボックス右の伊東がクロスを供給。飛び込んだ守田英正には合わず追加点とはいかないが、日本が攻勢を保ち続ける。

そして27分、カウンターから最前線で粘った大迫が右サイドを駆け上がっていた鎌田に展開。鎌田はそのままボックス内まで運んで右足でシュートを放つ。ゴール左下隅を射抜いて追加点とした。

日本に2点を先取されてストレスを溜める韓国の選手たち。30分にはキム・テファンが佐々木翔と小競り合いを起こし、31分にも鎌田が韓国陣内中央でチョン・ウヨン(アル・サッド)から激しいスライディングを受けてFKを獲得するなど、ヒートアップしていく。

38分、ボックス右に侵攻したナ・サンホが右足を豪快に振り抜いてこの試合初めてのシュートを記録する韓国。しかし、これは枠を大きく越えていった。

通算77回目の日韓戦は、日本が2点をリードする形でハーフタイムを迎えている。

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