明治安田生命J1リーグは15日に第21節が開催され、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦した。
2017年から6年に渡り優勝を独占してきた神奈川勢。強烈なライバル関係としてJの頂点を争い続ける横浜FMと川崎Fの"BIG神奈川ダービー"が行われた。
試合は両チーム共にストロングを前面に出していく、激しい展開に。
横浜FMは前線のブラジル人4人衆(ロペス、エウベル、マテウス、マルコス)の波状攻撃で何度もゴール前に迫るも、ネットを揺らすまでには至らず。
対する川崎は、サイドにを大きく使ってポゼッションからスペースを突いていく戦い方でチャンスを作っていくも、スコアレスで前半を折り返した。
後半頭に横浜FMは選手を1人交代。前半終了間際に頭部の接触で状態が心配された松原に代わり、畠中が投入される。
57分。家長が右サイド敵陣深くでの駆け引きからエリア内に侵入。パスを受けた瀬古が、エリア内からフリーでシュートを放つも、バーの上に外れた。
川崎は72分にPKを獲得。スルーパスに抜け出した遠野がGK一森に倒される。しかし、キッカーの家長のシュートを一森がセーブ。ゴールを許さない。
77分には遠野がカットインからエリア内に侵入して強烈なシュートを放つも、一森がまたもスーパーセーブで阻止する。
交代を駆使しながら、攻守の入れ替えの激しい目まぐるしい状況は終盤まで続く。すると後半AT、大南がエリア内で抜け出した折り返しを車屋が押し込んでついに均衡が破れる。
劇的弾で試合終了の笛。"BIG神奈川ダービー"は川崎に軍配が上がった。
