明治安田生命J1リーグは17日、第1節が開催され、川崎フロンターレ対横浜F・マリノスが対戦した。
今シーズンで30周年を迎えるJリーグ。オープニングマッチは「明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ」として6年連続となる平日金曜日の19時に開幕。昨季最終節まで優勝を争った川崎と王者横浜FMが等々力陸上競技場で激突した。
“神奈川ダービー”で幕を開けた開幕戦は、前半に西村拓真とエウベルがゴール。川崎は後半終盤まで攻め込む展開が続き、後半アディショナルタイムに橘田健人が一点を返すも万事休す。昨季王者横浜FMが、川崎との死闘を2-1で制した。
試合後、記者会見に出席した横浜FMのケヴィン・マスカット監督は「シーズンスタートで勝てて素直に嬉しく思います。結果にも満足しています」と安堵の表情を見せ「素晴らしいメンタルの部分も、選手たちのキャラクターと強さも見せてくれました。残り30分のときに落ち着くことが出来なかった部分が目立ちましたが、次の試合への修正点として向かいたいと思います」と話した。
マルシーニョを筆頭とした川崎の攻撃を終盤まで封じた守備陣の奮闘についても「一人一人のキャラクターの強さが見れました。畠中、角田は最後まで集中を切らしませんでした。もっと前の方でボールを奪いたいところはありましたが、相手がリスクを負って出てくるところ中でしっかりと対応出来たのではと思います」とコメント。ケガ明けでの先発入りを果たした松原健についても「充分な練習が出来ず、この試合を迎えた中で相手の1番危険である選手をしっかり抑えてくれました」と称賛した。
「Jリーグが30年を迎え、自分たちがどうリーグを盛り上げていくかにも責任があると思います。今日は両チーム共に、アグレッシブで攻撃的なサッカーを見せていくというプロモーションがある中でこの試合を迎えました」
「勝つことは出来ましたが、今日のパフォーマンスに満足せず、もっと要求してもっと強く、今日の勝ちを噛み締めて明日からまた準備していきたいと思います」
