明治安田生命J3リーグは30日、第31節が行われ、いわきFCはテゲバジャーロ宮崎と対戦した。
今節でのJ3優勝、もしくはJ2昇格の可能性がある1位のいわき。いわきが勝利のうえ、2位藤枝が敗戦、3位鹿児島と4位松本が引き分け以下の全ての条件が満たされると優勝が決定する。
また、いわきが勝利したうえで、2位藤枝が敗戦、3位鹿児島と4位松本が引き分け以下の2つ以上を満たした場合、または、いわきが引き分けた上で、3位鹿児島と4位松本が敗戦した場合はJ2への昇格が確定する。
いわきが勝てば、何かが起こるという条件の中で始まった試合は、16分にホームの宮崎が先制する。自陣からのロングボールを追いかけた橋本がタッチラインに追いついてエリア内へ。そのままニア上に右足を振り抜いて均衡を破った。
後半以降も猛攻を仕掛け続けたいわきだったが、宮崎の牙城を崩し切るには至らず。先日急逝の一報があった宮崎FW工藤壮人さんに捧げる一点を守りきった宮崎が、勝ち点3を奪取した。
この結果、いわきのJ3優勝と昇格は次節以降に持ち越しとなっている。
