インテルFWロメル・ルカクが決勝点に安堵の様子を見せた。
チャンピオンズリーグ(CL)は22日、ラウンド16 1stレグが行われ、インテルはポルトと対戦した。試合は78分にポルトのMFオタヴィオが2枚目のイエローカードを受けて退場に。すると86分、ニコロ・バレッラのクロスに反応したルカクがヘッド。このボールはポストに直撃するも、ルーズボールに反応して決勝点。インテルが1-0で勝利した。
この試合で58分から投入され、チームを勝利に導くゴールを決めたルカク。同選手は『Sky Sport』の取材に応じ「この数カ月は複雑な日々を過ごしてきたけど、その中でチームの目標達成のために力を発揮することができて嬉しいよ」とリーグ戦では11試合の出場に留まり2ゴールのみの記録となっていた不調の日々を振り返った。
また、ルカクはこの試合のゴールでCLでの通算得点数が20に。ベルギー国籍選手が持つ(元ベルギー代表FWポール・ヴァン・ヒムスト氏)CL最多得点記録に並んだ。
同記録についてルカクは「僕はエゴイストじゃないよ」と切り出し「自身のゴールや記録よりも、チームの勝利に貢献することが最優先なんだ」と明かした。
「インテルのために僕の持っている力のすべてを出し尽くすことだけを考えているよ。だからこそ、今日の勝利は何よりも嬉しいね。これで終わりじゃない。この調子を維持して、チームとして前進し続けなければならない」
2ndレグは3月15日にポルトのホームで行われる。




