INter-Juve(C)Getty Images

ユヴェントス、ファンの人種差別チャントで処分…被害のルカクは退場で1試合出場停止に

ファンからの人種差別や選手たちの乱闘など、大混乱となったインテル対ユヴェントスの試合について、処分が下された。

4日に行われたコッパ・イタリア準決勝ファーストレグで、インテルは敵地でユヴェントスと対戦。試合はユヴェントスがリードするも、後半アディショナルタイムのPKをFWロメル・ルカクが沈めて1-1のドローに終わっている。

しかし、同点弾の際にはユヴェントスサポーターの一部がルカクに対して人種差別的な攻撃を展開。得点後にもモンキーチャントが続き、インテルFWは挑発的なゴールパフォーマンスで返し、レッドカードを受けて退場となった。さらに試合後、ベルギー代表FWはSNSで「くたばれ人種差別」と投稿。所属事務所も「ルカクへの謝罪が必要だ」と非難していた。またピッチ上では乱闘も発生し、ユヴェントスDFフアン・クアドラードとインテルGKサミール・ハンダノヴィッチは暴行を働いたとされ、退場となっている。

これらの騒動に対し、各選手に処分が下されている。イタリア『スカイ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、クアドラードには3試合、ルカクとハンダノビッチには1試合の出場停止処分が下され、これらはコッパ・イタリア準決勝セカンドレグで適用されるという。

さらに、ルカクへの人種差別的なチャントによってユヴェントスに対しても処分が決定。次のセリエAでのホームゲームとなる第31節ナポリ戦では、一部ホームスタンドの閉鎖が言い渡されたようだ。

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