29日のラ・リーガ第21節、ウエスカは敵地ホセ・ソリージャでのバジャドリー戦に3-1で勝利した。FW岡崎慎司は2試合連続で先発出場を果たし、負傷のため53分にピッチから退いた。
解任となったミチェル氏の後を継いでウエスカを率いるパチェタ監督は、この試合でも3バックのシステムを継続。3-5-2のシステムで、岡崎とラファ・ミルを2トップとして起用した。
このシステムによりポゼッションフットボールから堅守速攻のフットボールにスタイルを変化させたウエスカは、バジャドリーの攻撃を防ぎながら決定機を迎えていき、37分に先制点を獲得。マフェオのクロスからラファ・ミルがヘディングシュートでネットを揺らした。
先制したウエスカは、2トップのもう一角である岡崎も45分にGKマシップのクリアミスからボレーシュートを放ってゴールをうかがったが、これは枠を捉えられず。1点リードのまま試合を折り返した。
ウエスカが追加点を獲得したのは、後半開始から4分後のこと。マフェオの前方のスペースへのパスから、ラファ・ミルがフィニッシュと、1点目と主役たちが再び結果を残した。勢いに乗るウエスカだが、53分には岡崎がエスクリチェと交代……。日本人FWはどうやら左足に問題を抱えたようで、交代後に痛めた箇所をアイシングしている。
リードを得て堅守速攻の塩梅を強めるウエスカは、57分にエスクリチェのスルーパスからラファ・ミルがまたもマシップを破り、ハットトリックを達成。後半アディショナルタイムにはトニ・ビジャに1点を返されるも、2点リードで試合終了のホイッスルを迎えた。
今季2勝目、12月12日以来となる白星を飾ったウエスカは、残留圏17位オサスナと暫定勝ち点3差で最下位に位置している。同チームが次戦に臨むのは、本拠地アルコラスでのレアル・マドリー戦。岡崎の左足の状態と、その大一番に出場できるかが気になるところだ。
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