GundoganGetty Images

ギュンドアン、クラシコ敗戦後に魂の訴え!「正直に言わせてもらう。チームメートの怒りや失望をもっと見たかった」

28日のラ・リーガ第11節、ホームでのレアル・マドリー戦を1-2で落としたバルセロナ。MFイルカイ・ギュンドアンは試合直後のドレッシングルームの様子から、チームが抱える問題の一つを感じたようだ。

6分にギュンドアンが先制点を決め、幸先よく試合をスタートさせたバルセロナ。だが、その後も主導権を握りながら迎えるチャンスを決め切れずにいると、後半途中からレアル・マドリードの攻勢に遭い、68分と92分にMFジュード・ベリンガムのゴールを許して逆転負けを喫した。

バルセロナにとっては今季公式戦初黒星。今夏マンチェスター・シティからバルセロナに加わったギュンドアンにとっては、初めてのクラシコで、同クラブ加入後初めて土をつけられる格好となった。

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そんなドイツ代表MFは試合後、『LaLigaTV』とのインタビューに応じてバルセロナが抱える問題の一つを指摘した。若手ひしめく同チームが敗戦直後、もっと悔しがるなど、適切なメンタリティーを見せていないとの見解を口にしている。

「誠実に言いたことがある。言ってはいけないことまで口にしたくはないし、節度は守らせてもらうけど……。今、僕はロッカールームからやって来た。みんな失望していたよ」

「ただ、これだけ大切な試合で、望まない結果を手にした直後だ。僕はもっと、怒りや失望している様子を見たかった。これが問題の一部なんだよ」

「負けたときにはもっと感情を表すべきだと思う。もっと良いプレーができた、各状況にもっと適切に対処できたという自覚があって、それなのにリアクションを見せられない……そういったことはそのままピッチに反映されていく」

「そうした面で僕たちは大きく一歩、前に踏み出す必要がある。できなければレアル・マドリー、もっと言えばジローナにも差を付けられてしまうだろう」

「僕はこういった類の試合で負けるために、差を広げられるためにここに来たわけじゃない。自分もベテランとして、こういったことが起こらないようにするための責任がある」 

「僕たちは、抗わなくてはいけないんだ」

ギュンドアンの気持ちのこもったメッセージは、チームメートにしっかりと響いたのだろうか。

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