スペイン『マルカ』が、バルセロナで苦しむFWアントワーヌ・グリーズマンについて分析記事を展開した。
バルセロナはラ・リーガ第16節でエイバルと対戦。リオネル・メッシが不在となったこの一戦で、グリーズマンはエースと同じようなポジションに入ったが、期待された結果を残すことができず。66分にはベンチへと下がっている。試合は1-1のドロー決着となった。
『マルカ』は「なぜグリーズマンは未だにスタメンなのだろうか?」と題し、苦しむフランス代表FWについて分析している。
「ホルヘ・バルダーノのインタビュー直後は短い時間輝きを取り戻したが、再び調子を崩してしまった。29歳の選手はバレンシア戦(第14節:2-2)やエイバル戦と、ホームでプレーする度に悪くなっている」
「その一方で、3バックの新システムを採用して今季ベストパフォーマンスを見せたバジャドリー戦(第15節:3-0)では、1分もプレーしていない。ロナルド・クーマンはエイバル戦でもこのシステムを採用し、グリーズマンをメッシの代わりに先発させたが、同じではなかった」
「もちろん対戦したチームのスタイルなど違いはあるが、グリーズマンはメッシよりもはるかに小さな影響力しか持たなかった。バルセロナファンにとっては、なぜ背番号7が未だに先発しているのか、疑問に思うところではないだろうか」
さらに「メッシと一緒にプレーする時には、プレー的に衝突しているように見える。そしてメッシがいなくても、グリーズマンは同じようにチームをコントロールできない」と厳しい評価を下し、「スーパーサブとして契約したわけではないが、その役割の方が頻繁に活躍できるかもしれない。メッシの有無にかかわらず、彼の起用はうまくいっていない」と結論付けている。
今季ラ・リーガでは14試合に出場も、3ゴールに留まるグリーズマン。ここまで6位と苦しむバルセロナだが、前線の編成を変更する必要があるのだろうか。
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