Gabriel-Jesus(C)Getty Images

ジェズス、ゴール後のダンスは人種差別被害のヴィニシウスへ向けたものと明かす「踊るんだ、ヴィニ!」

アーセナルFWガブリエウ・ジェズスが、人種差別を受けた同郷に向けて、ゴールを捧げたようだ。

18日に行われたプレミアリーグ第8節で、アーセナルはブレントフォードと対戦。17分にCKからウィリアム・サリバのゴールで先制すると、ガブリエウ・ジェズスが追加点。後半開始早々にはファビオ・ヴィエイラの移籍後初ゴールが生まれ、3-0の快勝を収めた。

この日ゴールを決めたジェズスは、ゴールパフォーマンスでダンスを披露。このパフォーマンスは、先日人種差別報道のあったレアル・マドリーFWヴィニシウスへのものだったと明かした。

スペインのテレビ番組『El Chiringuito』でスペイン・サッカー・エージェント協会(AEFE)のペドロ・ブラボ会長がレアル・マドリーFWについて「相手を尊重しないと。ゴールを決めた後にサンバを踊りたいのであれば、ブラジルへ行けばいい。リスペクトを示し、猿芝居はやめるべきだ」と発言。

この人種差別的な発言は大きな物議を醸し、レアル・マドリーも公式声明で抗議の姿勢を示し、その他、ブラジル代表選手たちもSNSで糾弾していた。

ジェズスは試合後取材に応じ、ゴールパフォーマンスについて、「あのセレブレーションはマイガイ、ヴィニシウスjrへのものだよ」と言及。そして「それ(人種差別的な虐待)はストップされるべきなんだよ。あれ(ゴールパフォーマンスは)は彼へ向けてだ」

また、ジェズスは今騒動についてTwitterでこのようにツイートをしている。

「踊るんだ、ヴィニ!」

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