DFBポカールは7日、ラウンド16が行われ、フランクフルトとダルムシュタットが対戦した。
4日に行われたブンデスリーガ第19節で、ヘルタと対戦したフランクフルト。この試合で共に先発を飾ったDF長谷部誠とMF鎌田大地は、ダルムシュタット戦でも揃って先発入りを果たしている。
試合は早々の5分に均衡が破れる。ドゥタの右からのクロスをコロ・ムアニがニアから打点の高いヘディングで合わせる。フランクフルトが先制点を決めた。
29分にダルムシュタットが反撃。カウンターからホンサクがゴールネットを揺らして同点。直後の31分にもホンサクのドッペルパックで逆転に成功した。
前半終了間際の44分、フランクフルトは波状攻撃から最後はボレが押し込み、試合を振り出しに戻した。
後半に入った63分、右サイドの展開からクロスが上がると、コロ・ムアニがヘディングで落とす。このボールに反応したのは鎌田。ダイレクトで右足を振り抜き、ネットに突き刺した。
終盤にはフランクフルトがダメ押しの追加点を決め、試合は終了。鎌田の決勝点の活躍で勝利を収めたフランクフルトが、準々決勝に進出した。


