現地時間14日、カタール・ワールドカップ(W杯)は準決勝が行われ、フランス代表とモロッコ代表が対戦した。
60年ぶりとなるW杯連覇へ向けて突き進むフランス。ここまで幾度となく大金星をあげてきたモロッコと相見えた。
試合は5分にテオ・エルナンデスのゴールでフランスが先制。終盤の79分にコロ・ムアニが追加点を奪って試合終了。前回大会王者の強さを見せつけたフランスが2-0で勝利。2大会連続の決勝進出を決めた。
試合終了後、先制点を決めたT・エルナンデスが取材に応じ、「2大会連続でのW杯決勝出場は信じられない瞬間だ」と歓喜。そして開幕戦で右ひざの前十字靭帯断裂の大怪我を負って離脱となった兄、リュカ・エルナンデスへの思いも口にした。
「みんながいい仕事をした。難しい試合だったけど、なんとか決勝に進出できたね。もちろん優勝を目指して戦うよ」
「僕にとっては、兄への思いも大きい」
決勝に進出したフランスは、日本時間19日の0:00にアルゼンチンと対戦する。
