モロッコ代表のワールドカップでの快進撃が称えられている。
現地時間14日、カタール・ワールドカップ（W杯）は準決勝が行われ、フランス代表とモロッコ代表が対戦。60年ぶりとなるW杯連覇へ向けて突き進むフランス。ここまで幾度となく大金星をあげてきたモロッコと相見えた。
試合は5分にテオ・エルナンデスのゴールでフランスが先制。終盤の79分にコロ・ムアニが追加点を奪って試合終了。前回大会王者の強さを見せつけたフランスが2-0で勝利。2大会連続の決勝進出を決めた。
試合終了後、『BBC』の解説を務める元イングランド代表のクリス・サットン氏は、モロッコを称賛。「モロッコは、私にとってこのワールドカップのストーリーだ」と語り、アフリカ勢史上初のW杯ベスト4入りを果たしたチームへ向け、以下のように続けた。
「ただ、今夜は負傷者が多く、少し物足りなかったかもしれない。選手たちは今晩のパフォーマンスを発揮するために、こつこつと積み上げてきた」
「ベルギー、スペイン、ポルトガルを破り、世界中に衝撃を与えたんだ。彼らのワールドカップでの活躍は誇れるものだ」
決勝に進出したフランスは、日本時間19日の0:00にアルゼンチンと対戦する。