エヴァートンが、ファンへ対するリスペクトを示したようだ。
エヴァートンは、29日にプレシーズンマッチでディナモ・キエフと対戦。ロシアからの侵攻を受けるウクライナからディナモ・キエフを招待。『Match For Peace(平和のための試合)』と題された。
試合はウクライナ代表MFヴィタリー・ミコレンコがエヴァートン主将を務め、両チームの全選手がウクライナ国旗を背負って入場した。
3-0とエヴァートンがリードして試合は終了。しかし、主審は試合終了の笛と共にエヴァートンのペナルティスポットに指を指してPKを与える。すると、エヴァートンベンチからユニフォームを身にまとった男性が入場の準備をし、デレ・アリの交代が指示される。男性はフランク・ランパード監督や交代するデレ・アリと抱擁を交わしながらピッチへ入ると、PKのキッカーを務めた。
男性はPKを決めると、エヴァートンサポーターの待つスタンドに駆け寄ってエンブレムにキスをするなど、喜びを見せる。ディナモ・キエフも含める両チームの選手たちも男性のゴールを祝福し、熱い抱擁を交わし、会場は拍手に包まれた。
この男性は、これまでウクライナ侵攻に苦しむ難民の為に、物資の運搬を協力し続けていた、エヴァートンファンのポール・ストラットンさん。クラブは彼の行動への感謝を示すために、PKのキッカーを任せるという功績を称える粋な計らいを見せたのだった。


