イングランド代表指揮官のガレス・サウスゲート監督が、ハリー・マグワイアへの信頼を強調したようだ。
イングランドサッカー協会（FA）が10日、カタール・ワールドカップ（W杯）に臨むイングランド代表の招集メンバー26名を発表した。
本大会のメンバーにはハリー・ケインやラヒーム・スターリング、フィル・フォーデンらを選出。注目の19歳MFジュード・ベリンガムも順当に選ばれている。一方、カラム・ウィルソンとジェームズ・マディソンが3年ぶりの招集でサプライズ選出もあった。
一方、各メディアやファンが注目したのはCB。11年振りのセリエA制覇に貢献したミランDFフィカヨ・トモリやクリスタル・パレスで好パフォーマンスを見せているDFマルク・グエイ、リヴァプールで負傷から復帰したDFジョー・ゴメスらが落選。特にトモリの落選は議論を呼んでいる。
メンバー選出後の記者会見に臨んだサウスゲート監督は、トモリらの落選について「若い選手（センターバック）が年上の選手を押し出すほど十分な働きをしているとは思っていない」と言及。
そしてマグワイアについては「彼は最高のセンターバックの一人だ」と信頼を強調。メンバー選出について以下のように話した。
「このチームには、大会に出場したことのある選手がたくさんいることは知っている。そして、そのレベルでパフォーマンスを発揮し、何が求められているのかを知っている」
「他にも、今現在、良いプレーをしている選手や調子の良い選手がいる。チーム選びの際には、そのバランスを考えなければならないんだ」
本大会にて、イングランドは日本時間21日の初戦でイラン代表と対戦。その後、26日にアメリカ代表、30日にウェールズ代表と対戦してグループ突破を争う。