1日に行われたラ・リーガ第34節、エイバルは本拠地イプルーアでのアラベス戦に3-0で勝利した。MF乾貴士、FW武藤嘉紀はベンチスタートとなり、ともに82分から出場した。
ここ16試合勝利がなく、2部降格へのカウントダウンが始まっているエイバル。だがこの試合では、数字がゼロに近づくことに懸命に抗うチーム、一人のストライカーいた。2016年加入の31歳キケ・ガルシアだ。
堅守が売りのアラべスを相手にK・ガルシアが先制点を決めたのは、キックオフから3分後のこと。空中高く浮かび上がったボールを胸でトラップし、再び胸でコントロールしてから、態勢を崩しながらのシュートでGKパチェこを破った。
K・ガルシアは止まらない。1-0のまま迎えた50分、左サイドのエクスポシトが上げたクロスから凄まじい勢いでニアサイドに飛び込み、ほぼ角度のないところからボレーシュートを突き刺し2点目。59分にはスルーパスからペナルティーエリア内左に侵入し、一度切り返してから、またも角度がないながらもシュートを決め切ってハットトリックを達成した。
K・ガルシアにとってはこれがリーガ1部初のハットトリック。その3点すべてがキャリアを代表するようなゴラッソで、チームが2016年加入以降最大の危機を迎える中、ストライカーの本能を極限まで研ぎ澄ませているようだ。「エイバルのユニを着てリーガ1部でプレーする。自分はその責任を背負っている」との言葉通りに。
メンディリバル監督は82分にK・ガルシア、ブライアン・ヒルとの交代で武藤、乾の日本人2人をピッチに立たせる。両選手の攻守における積極的な貢献もありつつ、エイバルは3点リードを維持する形で、じつに17試合ぶりの勝利を達成。奇跡の残留へ、一歩近づいている。
イプルーアで今季2勝目を挙げたエイバルは勝ち点26で最下位に位置。残留圏18位バジャドリーとの勝ち点差は暫定で4となっている。一方アラベスは、勝ち点31で16位につけている。
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