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「アザールはレアル・マドリーで再びスイッチを切ってしまった」チェルシーOBが嘆き

かつてイングランドやフランスで活躍した元アイルランド代表トニー・カスカリーノ氏が、レアル・マドリーで苦しむFWエデン・アザールについて語った。

昨夏レアル・マドリーに加入したアザール。しかし相次ぐ負傷に悩まされており、昨季はラ・リーガ16試合出場に留まった。先月頭にようやく長期離脱から復帰し、ラ・リーガ第8節では強烈なシュートを叩き込んで復活をアピールしていたが、今度は新型コロナウイルスに感染。再び戦線を離れることとなった。

大きな期待を背負って1億ユーロという移籍金でレアル・マドリーに加入したものの、ここまでの2シーズンで公式戦わずか25試合の出場に留まっているアザール。チェルシー時代には352試合で110ゴール、2度のプレミアリーグ制覇をけん引していたが、未だその輝きを披露できていない。

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そんなベルギー代表FWの現状に、現役時代にチェルシーでもプレーしたカスカリーノ氏が『talkSPORT』で言及。偉大なポテンシャルをレアル・マドリーで発揮できていないことを嘆いている。

「エデン・アザールは信じられないほどの才能を持った選手ではあるが、レアル・マドリーが巨額の移籍金で獲得して以来、本当に難しい時を過ごしてきた。ケガとコロナウイルスは明らかに助けになっていないし、そのキャリアに影響を与えてしまっている」

「彼は世界最高の選手になるためにレアル・マドリーへ行った。本人も言及していたね。でも、加入してから本当に困難が続いている。辛いものだろう」

「ケガが大きな原因であることは明らかだけど、レアル・マドリーに加入した時はどうやら太りすぎていたみたいだね。自信を失っていたけど、今は遅ればせながらフィットネスを取り戻しているようだ」

「アザールがアザールである姿を見られていないのが本当に寂しい。彼はキャリアの中で何度かスイッチを切ったことがあるし、チェルシーファンもそういっているだろう。チェルシーで何度かあった」

「だが彼がスイッチを入れれば、歴史上最高の選手たちと肩を並べることもできる。アザールが最高の状態でプレーする姿を長い間見ていないね」

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