現地時間16日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は決勝トーナメント1回戦ファーストレグが行われ、ドルトムントとチェルシーが対戦した。
欧州の舞台で初の顔合わせとなる両者。リーグ戦では中断明け以降の5試合で全勝と好調のドルトムントが、ホームに1月の移籍市場で8選手を獲得し、計3億2300万ポンド(約510億円)の超大型補強を敢行したチェルシーを迎えた。
試合は16分、左からのクロスをエリア内で合わせたチアゴ・シウバがゴールネットを揺らすも、当たっていたのは手。ハンドの判定となり、チェルシーのゴールは取り消された。
27分にはドルトムントが反撃。ハーラーがエリア内右から右足を振り抜くも、枠を外れてサイドネットが揺れた。
38分、チェルシーに決定機。ハフェルツがタメを作ってJ・フェリックスへラストパス。J・フェリックスがエリア内でシュートを放つも、クロスバーに嫌われる。
後半に入った63分。ホームのドルトムントが均衡を破る。チェルシーのCKから一気にカウンター。クリアボールをアデイェミがハーフウェーライン手前で拾うと、待つ相手はE・フェルナンデスのみ。持ち前のスピードで振り切り、GKケパもかわしてゴールに押し込んだ。
チェルシーは78分、エリア内でフリーとなったクリバリが正面からシュート。GKコベルがセーブするも、ボールはゴールへ転がっていく。しかし、タッチラインギリギリのところでジャンか掻き出して同点弾を阻止した。
終盤までチェルシーの猛攻が続くも、ドルトムントが凌ぎ切って試合終了の笛。ホームチームが先勝を飾った。
また、同日に行われたCLラウンド16 1stレグ、クルブ・ブルッヘ対ベンフィカは0-2でアウェイのベンフィカが勝利を収めている。




