鹿島アントラーズ指揮官、岩政大樹監督がチームへさらなる成長を要求した。
明治安田生命J1リーグは18日、第5節が行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。
今年でJ1での対戦が31年目を迎える両者の『THE CLASSIC』。試合は後半に松原健のスーパーミドル弾が決まって横浜FMが先制。OGで追加点を奪い、失点は鈴木優磨の1点のみに抑えた横浜FMが勝利。今季3勝目を挙げた。
試合後、会見に臨んだ鹿島の岩政監督は「今年のチームはこのレベルの相手に対して対等に戦えるところまで来ていると感じました。試合をやってみないと、噛み合うところ、合わないところは僕も選手も分からないところがあります。そこは手探りでやってきています」と試合を振り返り、戦いぶりを評価した。
しかし、岩政監督はこれ以上を選手たちに要求していきたいという意志を示唆。「川崎戦から、また一歩色んな部分が浸透してきていると思いました。ただ、ハーフタイムに伝えたのはそれをやるの僕たちの目的ではなく、これを勝ち切らないと歴史は変わりません」と警鐘を鳴らし「それが後半に突きつけられた形となったと思います。そこと向き合いながら、逃げずにシーズン後半まで取り組んでいきたいと思います」と継続と向上への意欲を見せた。
「戦術自体を含め、選手たちはよくやってくれています。そういう状況に監督として嬉しさを感じているところです。簡単ではないですが、覚悟を持って進めていくしかないです」
