フランクフルトは12日、日本代表MF鎌田大地の今夏退団を正式に発表した。
2017年夏にサガン鳥栖から加入した現在26歳の鎌田は、2018-19シーズンのシント=トロイデンへのレンタルを経てフランクフルトの主力に定着。長谷部誠も所属する同クラブで公式戦170試合に出場して37ゴール31アシストを記録し、欧州コンペティションでの38試合では14ゴール4アシストをマーク。2018年のDFBポカール、昨年のヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献した。
そんな鎌田だが、今夏に満了となる現行契約を延長しないことを決断。クラブのスポーツディレクター(SD)を務めるマルクス・クレーシェ氏は「ダイチを今後もアイントラハトで見たかったが、選手は違う考えだった。アイントラハトにコミットしてくれたことに感謝し、将来の成功を祈る」とコメントした。
そして、今回の発表を受けて鎌田が自身の『Instagram』を更新。「この6年間を共に過ごしたアイントラハト・ファミリーの皆さんに感謝したいです」と感謝の念を述べ、以下のように続けた。
「信じられないような瞬間や思い出がたくさんあり、一生忘れられないアイントラハトの歴史に貢献できたことを誇りに思います!」
「アイントラハトのファンが作り出すスタジアムの雰囲気や熱気は、僕がサッカーを始めたときから夢見ていた舞台でした。 このスタジアムでプレーしたこと、こんなに素晴らしいファンの前でプレーしたことは、一生忘れることはないでしょう」
「アイントラハトではファンの皆さんとはもちろん、そしてチームの一員としても素晴らしい経験を沢山することができました。シーズンをハッピーエンドで終えられるよう精一杯頑張ります!DFBポカールを勝ち獲りましょう!」
今シーズンは現在リーグ戦7位のフランクフルト。DFBポカールでは準決勝まで駒を進めており、遠藤航や伊藤洋輝ら擁するシュトゥットガルトと対戦する。
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