Philippe Coutinho Barcelona 2020-21Getty

コウチーニョ今季絶望で…バルセロナは26億円を「節約」?西メディアが指摘

バルセロナは、MFフィリペ・コウチーニョが今シーズン絶望のケガを負ったことによって追加ボーナスを支払わなくてもよくなったと、スペイン『マルカ』が伝えている。

昨夏にバイエルン・ミュンヘンからバルセロナに復帰したコウチーニョ。ロナルド・クーマン監督の下でシーズン前半は出番を得ていたが、昨年12月に膝に問題を抱えて年明けに手術を受けていた。しかしそれ以降は欠場が続き、回復は進まず。そしてクラブは6日、再手術を行ったことを発表。今季中の復帰は絶望的と見られている。

『マルカ』によると、2018年にリヴァプールからコウチーニョを獲得した際、バルセロナは1億2000万ユーロ(約156億円)の移籍金に加え、4000万ユーロ(約52億円)分のボーナスを設定していたという。その内1500万ユーロ(約20億円)はすでに支払っているようだ。

そして、バルセロナで通算100試合に出場すれば2000万ユーロ(約26億円)分のボーナスの支払い義務が発生していたという。コウチーニョは今季14試合、通算90試合に出場しているが、今季中に100試合に到達することはないと見られている。そのため「コウチーニョのケガでバルセロナは2000万ユーロを節約した」と、同メディアは伝えている。

また同メディアによると、コロナ禍で深刻な財政難に陥るバルセロナは、今夏に資金を調達することが必要不可欠に。そのため、コウチーニョの来季分の償却費と給料併せて4000万ユーロ(約52億円)分を削減するため、放出する可能性も高いようだ。ブラジル代表MFを獲得できるクラブを探す必要があると指摘しつつ、クラブ側は関心を集めるためにも「6月から始まるコパ・アメリカでの活躍を期待している」と分析している。

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