『GOAL』は26日未明に、ハイレベルな交渉の様子を確認した。リヴァプールは、オランダのワールドカップスターへの争奪戦でトップライバルを打ち負かし、既にヨーロッパでもトップクラスの攻撃陣をさらに強化した。
「PSVとリヴァプールFCは、コーディ・ガクポの今後の移籍について合意に達した」とPSVは公式声明で書いている。「この23歳のアタッカーはすぐにイングランドに発ち、そこで移籍に必要な手続きを行う予定だ。両クラブとも、移籍金については一切発表していない。しかし、これはPSVにとって記録的な移籍だ」とゼネラル・マネージャーのマルセル・ブランズ氏は語った。
ガクポは来夏のターゲットとしていたリヴァプール。しかし、PSVが1月に同選手を売却することにオープンであると知らされ、ルイス・ディアスとディオゴ・ジョタの負傷によって攻撃陣の補強の必要性が高まっていた彼らの興味を加速させた。
マンチェスター・ユナイテッドもガクポの獲得に熱心だったものの、リヴァプールはこの72時間の間にPSVとの交渉を急ピッチでまとめ上げる。そして見事、ビッグディールを成立させたのである。
26日にリヴァプールがアストン・ヴィラに3-1で勝利した後、試合後のインタビューに応じたフィルジル・ファン・ダイクは明らかに何かを知っていた。1月にレッズが獲得すると誰もが予想していたポジション(MF)ではないが、コーディ・ガクポの獲得は、クオリティとフレッシュさを必要としているチームにとって嬉しい後押しとなる。
このオランダ人選手はカタール・ワールドカップの主役の一人であり、PSVでも素晴らしい活躍を見せている。また、23歳という年齢は、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアス、ファビオ・カルバーリョ、そしてディオゴ・ジョタという、過去に獲得した4人の攻撃陣と同様に、チームの高齢化の改善を意味する。
1年前のルイス・ディアスと同様、夏に動くはずだったプランの前倒しを即決したリヴァプール。昨年はトッテナムとの争奪戦を制し、今年はマンチェスター・ユナイテッドに勝ってみせた。


