これまでリーグ17位に低迷しているセルクル・ブルッヘ。下位から抜け出すためにも勝利が欲しい一戦で、ヘントと対戦した。
セルクル・ブルッヘの上田綺世はベンチスタートとなっている。
試合は23分、左サイドからのデマンのグラウンダークロスをヴァンホーテが流すと、反応していたデンケイが合わせてセルクル・ブルッヘが先制する。
後半に入った49分、カイフェルスがスルーパスに抜け出すと、キーパーを抜いて冷静にゴールネットを揺らしてヘントが振り出しに戻す。
59分、セルクル・ブルッヘが反撃。ホティッチがエリア内で右足を振り抜き、勝ち越しに成功する。
しかし、ヘントも勢いは止めず。右サイドからサモアーズのクロスをカイフェルスが見事なハーフボレーを叩き込んで再び追いついた。
再び勝ち越したいセルクル・ブルッヘは72分にトーレスに変わって上田を投入する。
すると76分、ホティッチがカットインから左足を一閃。華麗なゴールが決まり、セルクル・ブルッヘが再び勝ち越す。
打ち合いは終わらない。直後の77分、ヘントは右サイドからオディジャ=オフォエが糸を通すかのようなスルーパス。このボールをデポワトルが押し込んで3-3に。
ドラマはまだ続く。88分、セルクル・ブルッヘはエリア内で選手が倒されたとしてPKに。キッカーのホティッチはハットトリックとなるゴールを決めて再度勝ち越した。
試合はこのまま終了。最後まで諦めなかったセルクル・ブルッヘが、ヘント相手に勝ち点3を手にした。上田は途中出場からシュートを放つなど、ゴールを目指す積極性を見せた。


