チャンピオンズリーグ(CL)は5日、各地で第3節が開催され、グループFではセルティックとライプツィヒが対戦した。
ここ3戦で勝ちが無い両者。勝ち点僅か1差で3位に位置するセルティックは、アウェイでライプツィヒと相見えた。
セルティックは旗手怜央、前田大然、古橋亨梧の日本人選手3人が揃って先発に名を連ねている。
試合は開始10分、ライプツィヒにアクシデントが発生。ビルドアップ中にGKグラーチがプレスを回避するため、急いでパスを出したことで膝に負荷が掛かりピッチに座り込む。グラーチはそのまま担架で運ばれ、交代となった。
キャプテンを早々に失ったライプツィヒだが、17分にスルーパスに抜け出したエンクンクが、冷静にGKとの1vs1を制してネットを揺らす。しかし、VARの判定でゴールは無効となった。
セルティックは24分、右サイドを駆け上がった前田のクロスから古橋がドンピシャのヘディングを合わせるも、交代で入ったGKブラスヴィヒに阻まれた。
直後の27分にライプツィヒが反撃。カウンターからアンドレ・シウヴァがスルーパス。反応したエンクンクがGKハートを抜いて流し込み、均衡を破る。
セルティックは、古橋を起点に果敢にゴール前に迫るも、ゴールには至らず。1点ビハインドで前半を折り返す。
後半開始早々の48分、セルティックが試合を振り出しに戻す。古橋がドリブルで持ち出してタメを作りラストパス。走り込んでいたジョタが冷静にゴールネットを揺らした。
58分にはライプツィヒがエリア内での連携から、最後はアンドレ・シウヴァが右足を振り抜くも、惜しくも左ポストを叩く。
勢いを増すライプツィヒは62分、ショボスライがエリア外から右足を一閃。強烈なミドルシュートがネットを揺らすが、オフサイドポジションにいた選手がゴールに関与していたとして、VARでゴール取り消しとなる。
それでも判定直後の64分、GKハートのパスミスを見逃さなったショボスライがカットしてスルーパス。反応していたアンドレ・シウヴァが決めて再びリードした。
追いつきたいセルティックは選手交代を敢行。74分に前田に代わり、フォレストが投入された。
しかし、交代直後の76分にライプツィヒが追加点。エンクンクのロングフィードをシマカンがエリア内で折り返し、アンドレ・シウヴァが押し込んでリードを広げる。
点が欲しいセルティックは、終盤まで臆することなく攻め込むも、ゴールは奪えずに試合終了の笛。3-1でホームのライプツィヒが勝利し、セルティックの今季CL初勝利はお預けとなった。




