ブラジル代表新監督候補に、前スペイン代表指揮官ルイス・エンリケ監督が浮上しているようだ。
FIFAランキング1位であり、優勝候補の筆頭としてカタール・ワールドカップを迎えたブラジル。しかし、準々決勝のクロアチア戦でPK戦の末に敗れ、準決勝進出を逃した。
大会後、2016年からチームを指揮し、2019年のコパ・アメリカ制覇に導いたチッチ監督は退任することを発表。ブラジル代表は後任を探している状況だ。
『UOL Esporte』によると、ブラジルサッカー連盟のエドナルド・ロドリゲス会長は、候補にしている監督に会うために来週ヨーロッパに行く予定で、エンリケ監督は最終候補の一人だという。ブラジルサッカー連盟は、エンリケ監督の元チームメイトであるブラジルのレジェンドFWロナウドを通じて、すでにスペイン人監督にコンタクトをとったそうだ。
ロドリゲス会長のリストには、前スペイン代表監督だけでなく、現レアル・マドリー指揮官のカルロ・アンチェロッティ監督も含まれているようだが、同氏は現クラブとの長期契約を尊重するつもりだと主張している。
現役時代にレアル・マドリーやバルセロナなどでプレーしたエンリケ監督は、現役引退後にローマやバルセロナなどを指揮。カタール・ワールドカップ後に2018年から指揮したスペイン代表を退任していた。
