Andres-Iniesta(C)Getty Images

イニエスタ、古巣バルセロナの審判買収疑惑を否定「完全に確信している。変なことは見たことも聞いたこともない」

バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について、OBのヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタが否定したようだ。

バルセロナは2001年から2018年まで、当時のCTA(スペインフットボールの審判統括組織でラ・リーガの試合担当なども決定)副会長エンリケス・ネグレイラ氏とその息子保有のDASNIL95社&Nilsad SCP社に対して、審判のレフェリング分析を名目に約700万ユーロ(約11億円)を支払っていたことで贈収賄疑惑にかけられている。

検察当局は10日、バルセロナが「審判の判定において恩恵を受ける」ために金銭を支払い続けていたと結論付け、財団法人としてのバルセロナ、同クラブの元会長ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏、サンドロ・ロセイ氏、ネグレイラ氏らを正式に起訴したていた。

しかし、スペインの出版社『EFE』が入手した報告書によると、スペイン検察当局は、これらの支払いによってピッチ上の判定に影響を与えた証拠はなかったとし、現在調査が続いているという。

イニエスタは『RAC 1』のインタビューで、クラブが審判を買収したことがないことを確信していると言及。「僕はバルサがレフェリーを買ったことはないと完全に確信している。変なことは見たことも聞いたこともない」と強調した。

また、現在リーグ首位を独走し、2019年以来のリーグ制覇にあと一歩のところまできている古巣については「確定的ではなく、最後まで勝たなければならない」とシーズン最後まで戦い抜いて欲しい以降を明らかにしながらも「彼らはそのための素質はあるよ。願わくば彼らが優勝して、来シーズンはすべてをかけて戦ってほしい」と健闘を祈った。

元チームメイトであるチャビ・エルナンデス監督の手腕についても、手腕を称賛している。

「進化は目を見張るものがある。彼はこの瞬間を生きるために多くの準備をしてきた。彼は非常に明確な考えを持っていて、自分が何をしたいのか、どうしたいのか、自分が占めるポジションが何を意味するのかを知っている」

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