Memphis Depay Lyon 2020-21Getty Images

バルセロナのクーマン監督、冬のデパイ獲得を否定せず…リヨン側は途中退団に難色も

バルセロナのロナルド・クーマン監督は、リヨンFWメンフィス・デパイ獲得の可能性を否定しなかった。

今夏の移籍市場でその去就に注目が集まったデパイ。オランダ代表を指揮したクーマン監督がバルセロナの指揮官に就任したことを受け、退団したルイス・スアレスの代役として同選手の獲得が急浮上し、個人合意にまで至ったと報じられた。しかし、10月5日の市場閉幕までにリヨンとの交渉はまとまらず、破談。それでも、来年1月の移籍市場で再び獲得に動くと予想されている。

リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は、10日にフランス『RMCスポーツ』に対して「メンフィスは望んでいる次元をリヨンにもたらすことができると思う。契約終了時には引き止めない。だが、不当に欧州カップ戦を奪われた年は絶対にシーズンを成功させなければならない。メンフィスは残るだろう」とシーズン途中の退団を認めない発言を残した。

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しかし、クーマン監督はスペイン『ムンド・デポルティーボ』でオランダ代表FW獲得の可能性について「ここにいない選手について語るタイミングではない」と話すも、全面的に否定することはなかった。

「彼の名前が報じられ、9番として我々の代表チームでプレーしていることは事実だ。みんなにはそれぞれの考えがある。しかし、これからの将来で起きることはまだ何もわからない」

また、ベティス戦で1ゴールを記録するも、今シーズンここまで調子が上がらず苦戦の続くアントワーヌ・グリーズマンについて、同指揮官は「彼には少しの自信が必要で、ゴールがその自信を与えてくれる。彼は一生懸命やっているが、代表ではより自由を感じられているのかもしれない」と言及。続けて「彼のベストポジションはおそらく、9番や9番の後方の10番としてのよりセントラルなポジションだ。よりアウトサイドを好む(ウスマン)デンベレら選手たちは、彼がこのチームに多くをもたらせるポジションでプレーしている」と自身の考えを明かした。

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