Matheus Fernandes Botafogo Audax Italiano Copa Sudamericana 09052018MAURO PIMENTEL/AFP/Getty

バルセロナに出場機会なくても話題にならない“幽霊選手”が存在…その名はマテウス・フェルナンデス

バルセロナに“幽霊選手”がいると、スペイン『マルカ』が報じている。その選手とはMFマテウス・フェルナンデスだ。

22歳のブラジル人M・フェルナンデスは今季にバルセロナのトップチームに登録され、背番号19を与えられているが、バルセロナのサポーターも「誰だ?」と言ってしまうほど存在感がない“幽霊選手”としてそこにいる。なにせ、入団セレモニーも何も行われていないのだ。

バルセロナは昨年の冬の市場で、移籍金700万ユーロ+インセンティブ300万ユーロでM・フェルナンデスをパルメイラスから獲得し、すぐにバジャドリーにレンタル移籍させた。M・フェルナンデスはパルメイラスに半年だけ在籍し、その前にはボタフォゴでプレー。ボタフォゴは移籍金350万ユーロと、将来的な売却により移籍金の25%を手にすることでパルメイラスに放出していた。

ただM・フェルナンデスは、世界中のビッグクラブから注目を浴びていた若手とは言い難く、バルセロナの同選手獲得は大きな謎として扱われることになった。その鍵を握っていたのは、パルメイラスのアレクサンドレ・マットスSD(スポーツダイレクター)だった。『フォックススポーツ』とのインタビューに応じた同SDは、その経緯について次のように語っている。

「2019年10月にアンドレ・クリー(バルセロナの当時の南米担当スカウト)に連絡を入れた。ある選手を紹介したいから、アビダル(バルセロナの前SD)と話をさせてくれってね。アビダルはパルメイラスのリザーブチームの練習を見学することになり、そこで私は『あの35番を見てくれ』と彼(M・フェルナンデス)を勧めたんだ。当時、私はクレイジーな人間と呼ばれていたよ。『少ししかプレーしていないリザーブチームの選手を、バルセロナに売るのか?』ってね」

こうして昨季途中にバルセロナに加入したM・フェルナンデスはバジャドリーにレンタルで出されたが、同クラブで与えられた出場機会はわずか3試合に終わった。ただしバジャドリー内部では、M・フェルナンデスの振る舞いや、成長への意欲に好印象を抱いていたという。

今夏バジャドリーからバルセロナに復帰したM・フェルナンデスは、トップチームの選手たちとともに練習を開始。ただFWペドリ、FWフランシスコ・トリンコンの入団セレモニーが行われる中で、同選手に正式に入団に関する催しは開かれなかった。せいぜいあったのは、オウンドメディアでのインタビュー(憧れの選手はMFセルヒオ・ブスケッツ)と、今も完治していない右足大腿二頭筋の負傷報告くらいである。

M・フェルナンデスは結局、この夏の移籍市場でレンタルに出されることもなく、トップチームの19番として登録されることになった。が、いまだバルセロナデビューを果たしておらず、デビューしていないことも話題にならない“幽霊選手”となっている。彼がそんな形容を払拭するのは、極めて難しいことかもしれない。同選手は、ロナルド・クーマン監督から満足な出場機会を与えられないことでレンタル移籍を勧められながらも、結局は残留したMFリキ・プッチやMFカルレス・アレニャーらとともに、出場時間を争うことになる。

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