バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマンが、自身の現状について口を開いた。
2019年夏にアトレティコ・マドリーからバルセロナに加入したグリーズマンだが、新天地では一向に輝けず。FWリオネル・メッシとの不仲も騒がれるなど、日々ネガティブなニュースが流れている状況だ。こうした中で同選手は、スペイン『モビスタール・プルス』の番組“ウニベルソ・バルダーノ”に出演。ホルヘ・バルダーノ氏に対して自らの口で自身が思うことを語った。
「バルセロナの入団発表で、僕はピッチの外ではなく中で話をすると言った。でも、もう物事を整理するときだと思う。これまでずっと我慢してきたし、もう十分と思ったんだ」とインタビューに応じた理由を説明したグリーズマンは、メッシとの不仲報道について釈明。先には自身の元代理人が「アントワーヌは深刻な問題を抱えるクラブに入団した。帝王として君臨するメッシは、彼の加入を快く思わなかった」と発言したことが、それが真実ではないことを強調した。
「結婚した日から、彼(元代理人)との関係は切れている。僕の結婚式に招待しても結局はやって来ず、そこから関係を持つことを絶ったんだ。彼が話をしているのは、僕の父親も兄弟も話をしないために、メディアが彼に連絡を取るからだ。でも、レオは僕が敬意と称賛の気持ちを持っていることを知っている」
グリーズマンとメッシの不仲説は、一度バルセロナ移籍を断ったことが理由と言われてきた。
「バルセロナに到着して初めてレオと話をしたとき、最初の移籍のチャンスを断ったことが不快だったと言われたよ。彼は自分の獲得を歓迎していると、公の場で口にしていたからね。でも、彼は僕の味方だとも言ってくれたし、それは日々感じることができている」
グリーズマンは、バルセロナで結果を残せない現在にフラストレーションがたまっていることも告白している。
「毎朝、悪いニュースを見ることに疲れたよ。そのために楽しむことができないでいる。何もニュースがないときには、安堵するね」
「批判は受け入れるよ。最高のグリーズマンを見せられていないことは分かっているから。でもチームに何かがあると、まず最初に僕のことが言われるというのもね。この1年半、僕は3人の監督から指示を受けたが、それは容易なことじゃない。僕とチームメートが適応する時間は必要だ。それに、チームのシステムだって毎回変わっているんだよ」
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