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デンベレ、バルセロナとの契約延長を長引かせる…他クラブと事前契約を結んでいる可能性も?

バルセロナが契約延長を望むFWウスマン・デンベレは、クラブ側からしてみれば、つかみどころのない動きを見せているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

ロナルド・クーマン監督率いるチームで当初は戦力外扱いだったものの、シーズンが進みに連れて活躍を見せるようになっていったデンベレ。バルセロナはそんなフランス代表FWと2022年まで結ぶ契約を延長すべく交渉に取り組む考えだが、選手とその代理人は契約延長に前向きな意思を示しながらも交渉の席につこうとはしていないという。

デンベレ側の動きとして一つ考えられるのは、EURO2020終了後に契約延長交渉に臨む可能性だ。その理由は、EUROで活躍を見せれば他クラブから好条件のオファーが届くことになり、バルセロナが契約を延長するとしても、より良いオファーを提示しなければならなくなるため。

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だが『ムンド・デポルティボ』によれば、バルセロナはそれ以上の可能性を疑っている模様。曰く、来年1月から他クラブと交渉が可能となるデンベレは、すでにどこからのくクラブと事前契約を結んでおり、そのため交渉に臨む気がないことを指摘しているという。

デンベレが実際に退団を望んでいる場合、バルセロナは来夏フリーで放出するのではなく、今夏での売却を目指すとのこと(昨季にはユヴェントスが最も興味を示していたとされる)。なおデンベレは2017年、移籍金1億4000万ユーロでボルシア・ドルトムントからバルセロナに加入していた。

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